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日本の医療制度を解説:外国人居住者のための健康保険の使い方ガイド
Shin Housing 編集部
日本の医療制度は、品質・アクセスのしやすさ・費用の面で国際的に高く評価されています。
外国人居住者も公的健康保険への加入が法律で義務付けられており、加入することで医療費の大幅な軽減が可能です。
日本の公的健康保険制度
日本の健康保険には主に2種類あります。
国民健康保険(NHI):フリーランス、学生、パートタイム労働者、転職中の方などが対象です。
お住まいの市区町村役場で加入手続きを行います。
保険料は前年の所得に基づいて計算され、自治体によって異なります。
医療費の70%を保険がカバーし、自己負担は30%です。
健康保険(社会保険):フルタイムの会社員が対象で、勤務先が加入手続きを行います。
保険料は会社と折半で負担します。
加入手続きの方法
住所登録後14日以内に加入手続きを行う必要があります。
国民健康保険の場合:在留カードを持って市区町村役場へ。
社会保険の場合:勤務先の人事部門が手続きを行います。
保険でカバーされる医療サービス
医師の診察・検査、入院・手術、処方薬(保険適用のもの)、基本的な歯科治療、妊婦健診などが対象です。
美容整形や一部の自由診療は対象外となります。
医療機関の利用方法
- 保険証(健康保険被保険者証)を必ず携帯してください。
- 軽い症状の場合はクリニックや診療所へ、重篤な場合は病院へ。
- 受付で保険証を提示し、問診票に記入します。
- 診察後は窓口で自己負担分(30%)を支払います。
- 処方箋をもらった場合は近くの薬局で薬を受け取ります。
高額療養費制度
月間の医療費が一定額を超えた場合、超過分が払い戻される制度です。
収入に応じて上限額が設定されており、中所得者の場合は月約8〜9万円が上限の目安です。
この制度により、重病の場合でも高額の医療費から守られます。
外国人向けのアドバイス
保険証は必ず携帯し、受診のたびに提示してください。
英語対応の医療機関リストは市区町村役場やインターネットで確認できます。
医療通訳アプリ(VoiceTra等)を活用すると診察時のコミュニケーションがスムーズになります。
緊急時の電話番号:救急・消防は119番、警察は110番です。
日本の医療制度をうまく活用することで、外国人でも安心して暮らすことができます。